2012年 03月 04日
(今更ながら⑥) 平日丹沢その3 畦ヶ丸 |
今更更新シリーズ第6弾は平日丹沢シリーズその3、前回と同じ西丹沢エリアで”怪峰”と呼ばれる「畦ヶ丸」。
前回の「桧洞丸」と同様、名前に惹かれてやってきました。
しかも今回は前回果たせなかった「電車とバスを乗り継いで帰りはビール」コースです。ウヒヒ。
しかし天気は最悪。
電車の中から見る景色は今にも雨が降り出しそうな曇り空。バスが基点である「西丹沢自然教室」に着いた時点ではまだ降っていなかったけど、歩き出してすぐに霧雨が降り出し、稜線に出るころにはポツポツと雨が降り出す。
この時期の山での雨は辛いけど、気温はそれほど低くないのでなんとかなるかな?と楽観的に考えつつカッパを着込む。ストレッチ性の無いカッパの上下を着てしまうと一挙手一倒足が重くなって不快です。
でも、この時期の山でしか見られない美しさもある。
道は次第に雪が増え、雪山の様相に。
そんな中をしばらく歩くとようやく畦ヶ丸山頂。
登山口から2時間ちょっとと手軽な行程なので、晴れていればとてもノンビリした山歩きが楽しめたことでしょう。
とりあえず頂上直下の避難小屋で昼食。
大きな薪ストーブがある立派な小屋の中は簡素にして清潔。ここなら普通に泊まれそう。
さあメシメシ!寒い日には温かいラーメンが最高!
と、お湯を注いだところでハタと気がついた。
「箸が無い。」
アーミーナイフのノコギリは意外と役に立つことがわかった。でも、食べ終わった後、口の中から若干血の味がしたのはここだけのヒミツだ。
休憩中に天気は更に悪化、大粒の雪が降り出した。
こりゃエライこっちゃ。一応アイゼンは持ってるけど本格的な雪山装備なんか持ってないので、大雪になったら進退窮まってしまう。
若干焦りつつ休憩を切り上げて下山開始。
静かな雪の山は野生動物たちの楽園と化したようで、そこかしこから動物の気配がする。
まず100%鹿だとわかってはいるものの、万が一熊だったら困るのでそのたびに声を張り上げてみたり(なにしろヒゲ坊主氏とdatomi氏はこの山中で熊に遭遇してるからね)。
雪がしんしんと降る山は、客観的に見ればとても静かで良い雰囲気なんだけど、その中に一人置かれている身としては心細いことこの上ないのでとにかくずんずん下る。
標高が下がってくると次第に雪は雨に変わり、更に面倒くさい事態になったけど、そんな状況だと美しさを増すのがこれ。
かなり下ってきて、林道の出会いまであと少しというところに建つ「一軒家避難小屋」で軽く雨宿り。
ここで地図とバスの時刻表を見比べ、ちょっと急げば2時半発のバスに乗れることが判明、更に歩を早めて歩く。
そんな感じで歩いていると、だんだん雨にも慣れてきて、しっとりした雨の山の雰囲気を楽しむ余裕が生まれ、最後はとても幸せな気分に浸ることができた。
人間、気持ちの持ちようですな。
がんばって歩いたおかげで無事バスに間に合い、当初の計画よりもだいぶ早く帰宅することが出来ました。
しかし、平日&田舎とは言え、小田急線の車内は結構人が多く、恥ずかしがりやなボクは今回の最大の目標であった「帰りは電車でビール」を実現することが出来ませんでした。
残念。
前回の「桧洞丸」と同様、名前に惹かれてやってきました。
しかも今回は前回果たせなかった「電車とバスを乗り継いで帰りはビール」コースです。ウヒヒ。
しかし天気は最悪。
電車の中から見る景色は今にも雨が降り出しそうな曇り空。バスが基点である「西丹沢自然教室」に着いた時点ではまだ降っていなかったけど、歩き出してすぐに霧雨が降り出し、稜線に出るころにはポツポツと雨が降り出す。
この時期の山での雨は辛いけど、気温はそれほど低くないのでなんとかなるかな?と楽観的に考えつつカッパを着込む。ストレッチ性の無いカッパの上下を着てしまうと一挙手一倒足が重くなって不快です。
でも、この時期の山でしか見られない美しさもある。
道は次第に雪が増え、雪山の様相に。
そんな中をしばらく歩くとようやく畦ヶ丸山頂。
登山口から2時間ちょっとと手軽な行程なので、晴れていればとてもノンビリした山歩きが楽しめたことでしょう。
とりあえず頂上直下の避難小屋で昼食。
大きな薪ストーブがある立派な小屋の中は簡素にして清潔。ここなら普通に泊まれそう。
さあメシメシ!寒い日には温かいラーメンが最高!
と、お湯を注いだところでハタと気がついた。
「箸が無い。」
アーミーナイフのノコギリは意外と役に立つことがわかった。でも、食べ終わった後、口の中から若干血の味がしたのはここだけのヒミツだ。
休憩中に天気は更に悪化、大粒の雪が降り出した。
こりゃエライこっちゃ。一応アイゼンは持ってるけど本格的な雪山装備なんか持ってないので、大雪になったら進退窮まってしまう。
若干焦りつつ休憩を切り上げて下山開始。
静かな雪の山は野生動物たちの楽園と化したようで、そこかしこから動物の気配がする。
まず100%鹿だとわかってはいるものの、万が一熊だったら困るのでそのたびに声を張り上げてみたり(なにしろヒゲ坊主氏とdatomi氏はこの山中で熊に遭遇してるからね)。
雪がしんしんと降る山は、客観的に見ればとても静かで良い雰囲気なんだけど、その中に一人置かれている身としては心細いことこの上ないのでとにかくずんずん下る。
標高が下がってくると次第に雪は雨に変わり、更に面倒くさい事態になったけど、そんな状況だと美しさを増すのがこれ。
かなり下ってきて、林道の出会いまであと少しというところに建つ「一軒家避難小屋」で軽く雨宿り。
ここで地図とバスの時刻表を見比べ、ちょっと急げば2時半発のバスに乗れることが判明、更に歩を早めて歩く。
そんな感じで歩いていると、だんだん雨にも慣れてきて、しっとりした雨の山の雰囲気を楽しむ余裕が生まれ、最後はとても幸せな気分に浸ることができた。
人間、気持ちの持ちようですな。
がんばって歩いたおかげで無事バスに間に合い、当初の計画よりもだいぶ早く帰宅することが出来ました。
しかし、平日&田舎とは言え、小田急線の車内は結構人が多く、恥ずかしがりやなボクは今回の最大の目標であった「帰りは電車でビール」を実現することが出来ませんでした。
残念。
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by namifujisan
| 2012-03-04 14:52
| 山