2008年 01月 29日
ねじ式 |
サイクルスポーツ誌連載の「ツール・ド・ムサシ」。
同誌の編集長・岩田氏と漫画家のムサシ氏が繰り広げる珍道中が人気(?)の名物コーナー。
先月までは各地のレースイベントに出走する企画でしたが、今月(2月号)からはツーリング・旅企画になったようです。
第一弾の今月号は福島の北温泉を訪れているのですが、ムサシ画伯によるとこの温泉宿は漫画家つげ義春が訪れてイラストを書いたこともある場所だそうで、いかにもつげ漫画に出てきそうな情景がそこかしこに現れるそうです。
そのせいか、今月号の記事の中には「イシャはどこだ」とか「ポキン金太郎」など、つげ義春の代表作「ねじ式」に出てくる印象的なセリフがちりばめられたりしているのです。
更に、二人が入っている名物・混浴天狗風呂には「ゲンセンカン主人」のイメージを彷彿とさせる天狗の面がそこかしこに。
読後、なんだか妙に興奮してしまい、思わず「ねじ式」を読み返してしまいました。
漫画というものはほとんど読まない私ですが、学生時代に友人から勧められて読んだ「ねじ式」「ゲンセンカン主人」を始めとするつげ義春漫画の独特かつ強烈な世界観にノックアウトされ、その後も数少ない同氏の作品を愛読してきたのでした。
何がそんなにいいのか?と聞かれても答えるのが非常に難しい。
読んでみて、感性で感じるしかない。それがつげ漫画の世界です。
まだつげ義春作品のシュールで不条理な世界に触れたことがないという不幸なアナタ、ぜひこの機会にご一読を。
確か、小学館文庫と新潮文庫から何冊か作品集が出ているはずです。
もちろん、わかりやすくて楽しめる作品もありますよ。
「ねじ式」
「ゲンセンカン主人」
あとは「無能の人」なんていうのもオススメです。
同誌の編集長・岩田氏と漫画家のムサシ氏が繰り広げる珍道中が人気(?)の名物コーナー。
先月までは各地のレースイベントに出走する企画でしたが、今月(2月号)からはツーリング・旅企画になったようです。
第一弾の今月号は福島の北温泉を訪れているのですが、ムサシ画伯によるとこの温泉宿は漫画家つげ義春が訪れてイラストを書いたこともある場所だそうで、いかにもつげ漫画に出てきそうな情景がそこかしこに現れるそうです。
そのせいか、今月号の記事の中には「イシャはどこだ」とか「ポキン金太郎」など、つげ義春の代表作「ねじ式」に出てくる印象的なセリフがちりばめられたりしているのです。
更に、二人が入っている名物・混浴天狗風呂には「ゲンセンカン主人」のイメージを彷彿とさせる天狗の面がそこかしこに。
読後、なんだか妙に興奮してしまい、思わず「ねじ式」を読み返してしまいました。
漫画というものはほとんど読まない私ですが、学生時代に友人から勧められて読んだ「ねじ式」「ゲンセンカン主人」を始めとするつげ義春漫画の独特かつ強烈な世界観にノックアウトされ、その後も数少ない同氏の作品を愛読してきたのでした。
何がそんなにいいのか?と聞かれても答えるのが非常に難しい。
読んでみて、感性で感じるしかない。それがつげ漫画の世界です。
まだつげ義春作品のシュールで不条理な世界に触れたことがないという不幸なアナタ、ぜひこの機会にご一読を。
確か、小学館文庫と新潮文庫から何冊か作品集が出ているはずです。
もちろん、わかりやすくて楽しめる作品もありますよ。
「ねじ式」
「ゲンセンカン主人」
あとは「無能の人」なんていうのもオススメです。
by namifujisan
| 2008-01-29 14:12
| book