2007年 11月 27日
ヘイズ油圧ディスクブレーキのエア抜き |
bizangoのブレーキは以前乗っていたJamis号から移植したヘイズの油圧ディスクなのですが、納車時にリアだけどうしてもブレーキの引きずりが治らず、その週末のレースのために応急処置でオイルを少し抜いて無理矢理引きずりを(少し)抑えることに成功したのでした。
しかしそれはあくまでも応急処置で、根本解決には至らず、微妙な引きずりが残ったまま。
その後、引きずりの原因はディスク台座に厚く乗った塗料のせいでキャリパーとローターとの平行が出ない状態になっているせいだと判明、台座とキャリパーが接触する部分の塗料を精密ヤスリでスリスリと擦って落としたらすっかり調子が良くなったのでした。
ところが、この処置によってパッドとローターとのクリアランスが拡大したことでオイルライン内のオイル量が相対的に減少、いくらレバーを握ってもスカスカと全く握り応えのない状態になってしまい、リヤは全く効かない状態に。これは危険。困った。
本当はお店にオイルの再充填とエア抜きをお願いするつもりだったのですが、ひっきりなしに訪れるお客さんの対応に追われる店長に切り出すタイミングがなかなか掴めないまま週末が終了。ヤバイ。再来週レースで、今週末はハードな里山練の予定なのに。どうしよう。
こうなったらいっそのこと自分でやってしまえ、ということでやってみました。
オートバイのブレーキのオイル交換やエア抜きは経験ありましたが、部品のサイズがケタ違いに小さな自転車用は未経験。
特にヘイズはキャリパー側からオイルを圧入してレバー側から押し出すという変則的な方法を取っており、ちゃんとできるか不安で一杯でしたが、やってみたら以外と簡単、30分ほどでリアとついでにフロントも作業完了してしまいました。
考えてみれば空気というのは液体の中では下から上に上がっていくものだから、キャリパー(下)から入れてレバー(上)へ抜くというのは実は理にかなっているんですね。
さすがはハーレーのブレーキ作ってる会社だけあります。
これでレバータッチは完全に復活。やった。うれしい。
ちなみに今回の作業で必要だったもの:
①内径4mmの耐油ホース(注入用)
②外径6mmのシリコンチューブ(排出用。マスターシリンダーの排出穴にジャストフィット。)
③ペットボトル(排出オイルキャッチ用。フタに6mmの穴を開けてシリコンチューブを挿す)
④50mlシリンジ(U部長ご提供。ありがとうございます。)
⑤8mmスパナ(ニップル開け閉め用)
⑥DOT3ブレーキオイル(カストロール製)
⑦ウェス
以上。
全部ホームセンターで揃います。総額1,000円前後。*シリンジは除く*
今回買ったブレーキフルード(700円/500ml)はまだまだ大量に余っているし、カッチリしたタッチのブレーキはキモチイイので、月に一回くらいはやってやろうかと思います。
しかしそれはあくまでも応急処置で、根本解決には至らず、微妙な引きずりが残ったまま。
その後、引きずりの原因はディスク台座に厚く乗った塗料のせいでキャリパーとローターとの平行が出ない状態になっているせいだと判明、台座とキャリパーが接触する部分の塗料を精密ヤスリでスリスリと擦って落としたらすっかり調子が良くなったのでした。
ところが、この処置によってパッドとローターとのクリアランスが拡大したことでオイルライン内のオイル量が相対的に減少、いくらレバーを握ってもスカスカと全く握り応えのない状態になってしまい、リヤは全く効かない状態に。これは危険。困った。
本当はお店にオイルの再充填とエア抜きをお願いするつもりだったのですが、ひっきりなしに訪れるお客さんの対応に追われる店長に切り出すタイミングがなかなか掴めないまま週末が終了。ヤバイ。再来週レースで、今週末はハードな里山練の予定なのに。どうしよう。
こうなったらいっそのこと自分でやってしまえ、ということでやってみました。
オートバイのブレーキのオイル交換やエア抜きは経験ありましたが、部品のサイズがケタ違いに小さな自転車用は未経験。
特にヘイズはキャリパー側からオイルを圧入してレバー側から押し出すという変則的な方法を取っており、ちゃんとできるか不安で一杯でしたが、やってみたら以外と簡単、30分ほどでリアとついでにフロントも作業完了してしまいました。
考えてみれば空気というのは液体の中では下から上に上がっていくものだから、キャリパー(下)から入れてレバー(上)へ抜くというのは実は理にかなっているんですね。
さすがはハーレーのブレーキ作ってる会社だけあります。
これでレバータッチは完全に復活。やった。うれしい。
ちなみに今回の作業で必要だったもの:
①内径4mmの耐油ホース(注入用)
②外径6mmのシリコンチューブ(排出用。マスターシリンダーの排出穴にジャストフィット。)
③ペットボトル(排出オイルキャッチ用。フタに6mmの穴を開けてシリコンチューブを挿す)
④50mlシリンジ(U部長ご提供。ありがとうございます。)
⑤8mmスパナ(ニップル開け閉め用)
⑥DOT3ブレーキオイル(カストロール製)
⑦ウェス
以上。
全部ホームセンターで揃います。総額1,000円前後。*シリンジは除く*
今回買ったブレーキフルード(700円/500ml)はまだまだ大量に余っているし、カッチリしたタッチのブレーキはキモチイイので、月に一回くらいはやってやろうかと思います。
by namifujisan
| 2007-11-27 12:55
| 自転車