2009年 02月 23日
風張林道に死す & おめでたいイベント |
2月22日(日)、前日のヤビツカップ観戦ツアー150kmの後帰宅して軽くビールなど飲んだらいつの間にか気絶してしまったおかげで睡眠時間は十分、なんとか6時過ぎに起床。
直前までテツ練に行くかお店のプチロングラン(梅見ツアー)に行くか迷うものの、疲れはそれほど残っていない感じなので意を決してテツ練に行くことに決定。
今の私の状態でテツ練に参加するというのはある意味自ら死地に赴くようなものですが、喝を入れるためのショック療法と考えることにしよう。
集合は確か7:30に某7-11・・・と思ってバタバタと準備しながらメールを再確認したら8:30の間違いだった。
なんだ、あと1時間くらいゆっくりしててokじゃないか、ということでコーシーなど飲みつつボケーっとテレビなど見ていたらいつのまにか時間は8時前。
結局アタフタと微妙に遅刻気味の時刻に出発、空気の重い朝の多摩サイをゼーハー言いながら走ってなんとか集合場所にたどり着く。よかったまだ出発してなかった。
集合地点に居たのはtetsu夫妻+datomi氏の3人。少ししてkou氏到着で本日は5人でgo!
事前の話だと今日の目的地は都民の森ということで多少安心していたのですが(どうせ置いていかれるから適当に一人で上ろうと思っていた)、出発前にtetsu夫妻とdatomi氏がなにやらヒソヒソと密談をしている。
「ヒソヒソ・・・まずは林道を・・・ヒソヒソ・・・・一旦下って都民へ・・・ヒソヒソ・・・」
え?林道?都民の森方面でロードで登れる林道と言えば・・・あそこしかありませんがな。
この瞬間、一気にテンションダウンで「お疲れ様でした!」と一声残してUターンしたい気持ちをグっと堪えて奥多摩方面へ向けてGO!
トホホ・・・今日は死を覚悟せねばなるまいて。
しばらくは平和なペースで多摩サイを遡上。
このまま睦橋まで行くのかと思いきや、いきなり残堀川から新奥多摩街道へin。
さらに先頭tetsuさんいきなりのペースアップで問答無用の40km/h超巡航開始。
これはどこのオーベスト練 or なるしまA班ですか?ってな感じでアヘアヘ言いながら必死で着いていきますが、この時点で既に死にそうです。
長めの先頭交代を数回繰り返してあっと言う間に睦橋。
この辺りからkou氏の1本引き炸裂でほとんどチギレそうになりながらもなんとか信号アシストで復帰する有様な自分の不甲斐なさに絶望感を感じつつなんとか五日市駅までたどり着く。
駅手前1kmくらいから第一ステージの最後を飾るスプリント合戦が始まるも、私は早々に戦意喪失してお見送り。
ここで一旦休憩。新奥多摩街道からずっと我慢していた尿意を発散し、第二ステージへ突入。
昨日の裏ヤビツ同様、余分な水分を排出すると急激に体が軽くなって足が回りだす。
どうやら、尿意を我慢するために使われるエネルギーというのは想像以上に大きいようです。
いつもの桧原村役場前のT字路を今回は右へ。ああ、やっぱり林道なのね。。。
ここから先は私にとっては未体験ゾーン。有名な豆腐屋さんの前を通過し、雛鶴っぽいアップダウンな道をしばらく進むと、T字路にぶつかる。
そこを左の細い道へ進むとどうやらそこからが「風張林道」の始まり始まり。
「風張林道」は多摩地区の自転車乗りから「最凶激坂」「坂馬鹿の聖地」として恐れられる凶暴な勾配で有名。
私も一度来てみたいとは思っていたものの、まさかこんな「絶賛増量中(+5kg)」な時に来るとは夢にも思っていませんでした。
でも、来たからにはがんばって上りきるしかないでしょう!
序盤からkou氏とhiroさんはあっけなく視界から消え、tetsu氏の背中も遠くなり始めた頃、ともに今回が風張林道初体験の私とdatomi氏の目の前に現れたのはほぼ180度スイッチバックするようにターンする凶悪な勾配の道。
ゲゲゲッ。まじかよ。いよいよ始まったか。
最初の100mほどこそまずまずのペースで上れたものの、果てしなく続く20%近い勾配の坂に心はポッキリと折れ、「きのこセンター」までの最激区間で4回ほど足を着いてしまいました。
同じく林道初体験&風邪っぴきで本調子とは程遠いdatomi氏が一度も足を着くことなく根性で上っているにもかかわらず、健康な私のこの体たらくに激しく自己嫌悪。
峠の上りで足を着いたなんて、ロードに乗り始めて最初に和田峠に行った時(9年ほど前)以来。
もうなんというか本当に情けないのですが、そんな感慨に浸っているヒマさえないほど苦しい。
きのこセンターで一度小休止した後、多少緩やかになったとは言うもののそれでも12~16%の激坂が連続する残りの3kmほどの区間をこれまたヒイコラ言いつつ命からがらクリア。
周遊道路との合流点まで辿りついた時は本当に死ぬかと思いました。
関東最凶との呼び声高き風張林道は、聞きしに勝る凶悪な激坂でした。
次回は25Tもしくは27Tを装着して万全の体制でリベンジしたい!でもしばらくはもういいや。
それにしてもあんな激坂を上ったところに数軒の民家が集まる集落があることにビックリ。雪が積もったら完全な陸の孤島ですな。
林道の終点(周遊道路との合流点)にて。ミラーに映るのは疲れ切って地べたに座り込む面々。
ここからは来た道を引き返すのではなく(下りはちょっと怖くて無理)、周遊道路に出て都民の森~五日市方面へ一気にダウンヒル。
気温はそれほど低くないものの、風が冷たく寒い。激しく寒い。
寒さが原因かどうかは不明ながら、人里のあたりを走行中急激に空腹感に襲われ、さらに頭がボーっとして目の前が暗くなるわ足に力が入らずフワフワとした浮遊感に襲われるわ、典型的なハンガーノックの症状に見舞われる。
これはイカンとスピードを緩めて背中のポケットから薄皮アンパンを取り出して頬張るも時既に遅し。
コーナーごとにオーバーラン寸前の状態でフラフラと走りつつようやく道端に自販機を発見、自転車を放り出してすがりつくように自販機に駆け寄って糖分多めの暖かいコーヒーを一気飲み。
さらにココアも一気飲みし、数分間じっとうずくまっているうちに次第に回復してきた(ような気がした)ので自転車に跨り再出発、なんとか集合地点の豆腐屋に到着。いやーヤバかった。あんな強烈なハンガーノックは久しぶりでした。
走れない体になっていると、エネルギー効率も低下してしまうようです。反省。
豆腐屋で揚げたての豆乳ドーナツと温かい豆乳を補給(この豆乳が最高!)し、ようやく完全復活。
結局、再度都民の森まで上るという最初の案は誰が言うとも無く却下となり、そのまま五日市方面へ。
最後の睦橋までのストップ&ゴー区間はどうにかみなさんに迷惑かけないで済みました。
睦橋手前の吉野家で最後の補給。私は新商品の親子丼を初めて食してみました。
味付けは悪くないけれど、鶏肉があからさまにブロイラー。この点で、なか卯の親子丼には遠く及びません。
やはり吉野家では素直に牛丼か豚丼にしておくのが正解のようです。
補給後は多摩サイを平和にLSDペースで談笑しつつ帰還。
帰り着いてからもしばらく家でボーっとしてしまうほどの疲労感に包まれていました。
もうそのまま布団に入って泥になってしまいたい気分をグっと堪えて電車に乗り、次なるイベント「ヒゲ坊主氏&KAZUさん入籍記念パーティーpart1」に出撃!
両氏の人柄と人望、更には幹事のsadaさんmachikoさんの素晴らしい手際のおかげでとても暖かく楽しい宴となりました。感謝です!
宴の後は、そのまま全員で婚姻届を区役所まで届けに行くというハプニングイベントまであり、これには宴の参加者全員大感激でした。
おめでとう。末永くお幸せに!
直前までテツ練に行くかお店のプチロングラン(梅見ツアー)に行くか迷うものの、疲れはそれほど残っていない感じなので意を決してテツ練に行くことに決定。
今の私の状態でテツ練に参加するというのはある意味自ら死地に赴くようなものですが、喝を入れるためのショック療法と考えることにしよう。
集合は確か7:30に某7-11・・・と思ってバタバタと準備しながらメールを再確認したら8:30の間違いだった。
なんだ、あと1時間くらいゆっくりしててokじゃないか、ということでコーシーなど飲みつつボケーっとテレビなど見ていたらいつのまにか時間は8時前。
結局アタフタと微妙に遅刻気味の時刻に出発、空気の重い朝の多摩サイをゼーハー言いながら走ってなんとか集合場所にたどり着く。よかったまだ出発してなかった。
集合地点に居たのはtetsu夫妻+datomi氏の3人。少ししてkou氏到着で本日は5人でgo!
事前の話だと今日の目的地は都民の森ということで多少安心していたのですが(どうせ置いていかれるから適当に一人で上ろうと思っていた)、出発前にtetsu夫妻とdatomi氏がなにやらヒソヒソと密談をしている。
「ヒソヒソ・・・まずは林道を・・・ヒソヒソ・・・・一旦下って都民へ・・・ヒソヒソ・・・」
え?林道?都民の森方面でロードで登れる林道と言えば・・・あそこしかありませんがな。
この瞬間、一気にテンションダウンで「お疲れ様でした!」と一声残してUターンしたい気持ちをグっと堪えて奥多摩方面へ向けてGO!
トホホ・・・今日は死を覚悟せねばなるまいて。
しばらくは平和なペースで多摩サイを遡上。
このまま睦橋まで行くのかと思いきや、いきなり残堀川から新奥多摩街道へin。
さらに先頭tetsuさんいきなりのペースアップで問答無用の40km/h超巡航開始。
これはどこのオーベスト練 or なるしまA班ですか?ってな感じでアヘアヘ言いながら必死で着いていきますが、この時点で既に死にそうです。
長めの先頭交代を数回繰り返してあっと言う間に睦橋。
この辺りからkou氏の1本引き炸裂でほとんどチギレそうになりながらもなんとか信号アシストで復帰する有様な自分の不甲斐なさに絶望感を感じつつなんとか五日市駅までたどり着く。
駅手前1kmくらいから第一ステージの最後を飾るスプリント合戦が始まるも、私は早々に戦意喪失してお見送り。
ここで一旦休憩。新奥多摩街道からずっと我慢していた尿意を発散し、第二ステージへ突入。
昨日の裏ヤビツ同様、余分な水分を排出すると急激に体が軽くなって足が回りだす。
どうやら、尿意を我慢するために使われるエネルギーというのは想像以上に大きいようです。
いつもの桧原村役場前のT字路を今回は右へ。ああ、やっぱり林道なのね。。。
ここから先は私にとっては未体験ゾーン。有名な豆腐屋さんの前を通過し、雛鶴っぽいアップダウンな道をしばらく進むと、T字路にぶつかる。
そこを左の細い道へ進むとどうやらそこからが「風張林道」の始まり始まり。
「風張林道」は多摩地区の自転車乗りから「最凶激坂」「坂馬鹿の聖地」として恐れられる凶暴な勾配で有名。
私も一度来てみたいとは思っていたものの、まさかこんな「絶賛増量中(+5kg)」な時に来るとは夢にも思っていませんでした。
でも、来たからにはがんばって上りきるしかないでしょう!
序盤からkou氏とhiroさんはあっけなく視界から消え、tetsu氏の背中も遠くなり始めた頃、ともに今回が風張林道初体験の私とdatomi氏の目の前に現れたのはほぼ180度スイッチバックするようにターンする凶悪な勾配の道。
ゲゲゲッ。まじかよ。いよいよ始まったか。
最初の100mほどこそまずまずのペースで上れたものの、果てしなく続く20%近い勾配の坂に心はポッキリと折れ、「きのこセンター」までの最激区間で4回ほど足を着いてしまいました。
同じく林道初体験&風邪っぴきで本調子とは程遠いdatomi氏が一度も足を着くことなく根性で上っているにもかかわらず、健康な私のこの体たらくに激しく自己嫌悪。
峠の上りで足を着いたなんて、ロードに乗り始めて最初に和田峠に行った時(9年ほど前)以来。
もうなんというか本当に情けないのですが、そんな感慨に浸っているヒマさえないほど苦しい。
きのこセンターで一度小休止した後、多少緩やかになったとは言うもののそれでも12~16%の激坂が連続する残りの3kmほどの区間をこれまたヒイコラ言いつつ命からがらクリア。
周遊道路との合流点まで辿りついた時は本当に死ぬかと思いました。
関東最凶との呼び声高き風張林道は、聞きしに勝る凶悪な激坂でした。
次回は25Tもしくは27Tを装着して万全の体制でリベンジしたい!でもしばらくはもういいや。
それにしてもあんな激坂を上ったところに数軒の民家が集まる集落があることにビックリ。雪が積もったら完全な陸の孤島ですな。
林道の終点(周遊道路との合流点)にて。ミラーに映るのは疲れ切って地べたに座り込む面々。
ここからは来た道を引き返すのではなく(下りはちょっと怖くて無理)、周遊道路に出て都民の森~五日市方面へ一気にダウンヒル。
気温はそれほど低くないものの、風が冷たく寒い。激しく寒い。
寒さが原因かどうかは不明ながら、人里のあたりを走行中急激に空腹感に襲われ、さらに頭がボーっとして目の前が暗くなるわ足に力が入らずフワフワとした浮遊感に襲われるわ、典型的なハンガーノックの症状に見舞われる。
これはイカンとスピードを緩めて背中のポケットから薄皮アンパンを取り出して頬張るも時既に遅し。
コーナーごとにオーバーラン寸前の状態でフラフラと走りつつようやく道端に自販機を発見、自転車を放り出してすがりつくように自販機に駆け寄って糖分多めの暖かいコーヒーを一気飲み。
さらにココアも一気飲みし、数分間じっとうずくまっているうちに次第に回復してきた(ような気がした)ので自転車に跨り再出発、なんとか集合地点の豆腐屋に到着。いやーヤバかった。あんな強烈なハンガーノックは久しぶりでした。
走れない体になっていると、エネルギー効率も低下してしまうようです。反省。
豆腐屋で揚げたての豆乳ドーナツと温かい豆乳を補給(この豆乳が最高!)し、ようやく完全復活。
結局、再度都民の森まで上るという最初の案は誰が言うとも無く却下となり、そのまま五日市方面へ。
最後の睦橋までのストップ&ゴー区間はどうにかみなさんに迷惑かけないで済みました。
睦橋手前の吉野家で最後の補給。私は新商品の親子丼を初めて食してみました。
味付けは悪くないけれど、鶏肉があからさまにブロイラー。この点で、なか卯の親子丼には遠く及びません。
やはり吉野家では素直に牛丼か豚丼にしておくのが正解のようです。
補給後は多摩サイを平和にLSDペースで談笑しつつ帰還。
帰り着いてからもしばらく家でボーっとしてしまうほどの疲労感に包まれていました。
もうそのまま布団に入って泥になってしまいたい気分をグっと堪えて電車に乗り、次なるイベント「ヒゲ坊主氏&KAZUさん入籍記念パーティーpart1」に出撃!
両氏の人柄と人望、更には幹事のsadaさんmachikoさんの素晴らしい手際のおかげでとても暖かく楽しい宴となりました。感謝です!
宴の後は、そのまま全員で婚姻届を区役所まで届けに行くというハプニングイベントまであり、これには宴の参加者全員大感激でした。
おめでとう。末永くお幸せに!
by namifujisan
| 2009-02-23 20:21
| 自転車