2008年 12月 24日
里山泥試合 のち オデン&牛スジ&ベーグルな一日 |
2008年12月23日、おめでたい天皇誕生日の祝日、久々にMTB部会の活動に参加してきました。
場所は恒例の某所里山。
メンバーはフルーブ+ケッタマシーンズ+Bolazione+UNBALANCE連合の総勢なんと14名(含む女子3名)。
前夜かなりの雨が降ったものの当日は朝から晴天。
この山へは4回ほど来ましたが、毎回必ずドピーカン。なんだか相性が良いようです。
天気は超絶的に良いものの、前夜遅くまで降っていた雨のせいで地面はヌタヌタ。
粘土質の土壌と縦横無尽に張り出した木の根ともあいまって滑る滑る。
これは相当気合入れて集中していかないとヤバそうだ。たとえコケなくともウェアも自転車も泥ダンゴになるのは間違いない。
というわけで、スタート前のまだキレイなうちに集合写真。
と、なんだか足元が藤子不二夫ワールドな人を発見。
彼の足は地面から数センチ浮いているはずなのに、何故かすぐにドロドロに汚れていました。
ちなみにこれは「白い普通の靴下」をシューズの上から被せてクリートの部分だけ穴開けたもの。シューズが泥だらけになるのを防ぐのが目的だそうです。意外といいアイデアかも。
集合写真も撮り、いよいよ出発。
今回が本格的里山走行初体験のひさ2氏は興奮のあまりスタート前に謎の転倒。
おかげでいい感じに力が抜けたかな?
さていよいよ本当に出発!
まずはtakeurico氏の先導でAコース。
オフロード初体験(&それに近い人)が何人かいるので、ペースはとってもゆっくりまったり。
個人的には、あまり飛ばすよりもこれくらいのスピードの方が山と対話してる感があって好きですね。特にハードテイルに乗るようになってからそういう思いが強くなりました。
この人は山との対話を更に深められたようで何よりです。
Aコース下りのクライマックス、お寺の横を駆け下る人。
誰かよくわかりませんがカッコイイですね!(photo by Mr.ag)
下りきったお墓の横でしばし休憩。それにしても本当に良い天気だ。
ここからいよいよ上りの始まり。
ダート初体験組は、上り始めの軽いガレ場にかなり苦労している様子。
今日は特に地面がぬかっていて、岩も濡れていて滑りやすく難易度が数ランクアップ。
かなりテクニカルで気が抜けませんが、みんな笑顔で楽しんでいます。
途中の激上りポイントでは全員でヒルクラ合戦。
どう考えても登れそうに無い傾斜は、やはり誰も登りきることはできませんでしたが、tetsuさんがわざわざ自転車を上まで担ぎ上げてこんなエクストリームなこと(←YOUTUBEに繋がって音声が出ます。)をやってくれました!
わが身を犠牲にしてのパフォーマンス。漢です。素晴らしいの一言です。
そこから更に少し登ると例の「四十路坂 Part2」に差し掛かる。
四十路坂の由来は、何故か若者はなかなかクリアすることが出来ず、U部長とagさんという四十路男コンビだけが軽々とクリアしてしまう不思議な坂、というところから来ています。
若さと勢いだけではどうにもならない。
酸いも甘いも噛み分けた豊富な人生経験とテクニックをもってして初めて登れるという、まるで人生の縮図のような坂、それが四十路坂。
ちなみに「四十路坂 Part1」は東京西部某所の里山にあります。
さてさてその四十路坂、今回は以前よりも更に掘り返されているのに加え、超ウェットな路面コンディションもあいまって超絶的に難易度が高まっています。
上から見ればなんてことなく、簡単にクリア出来そうなちょっとした登りなのに、実際に走ってみると本当に難しい。
今回はなんとU部長もクリア出来ず(ほぼクリア出来ていましたが、最後の最後でちょこっと足付き)。
意外ですが、まあそれほど難しいコンディションだったということでしょう。
そんな中、結局完璧にクリア出来たのはag氏、ヒゲ坊主氏とこのワ・タ・シ!の3名のみ(takeuricoさん談)。すごいぞ、俺。ちなみに私もヒゲ坊主氏もまだ三十路!
そこから先はヘタクソなオフロードバイク(エンジン付き)が掘り返し捲くった深いワダチが無残な問答無用のテクニカルロングクライムセクション。
集中力とテクニックと持久力が高いレベルで要求される難しい長い登りです。
ドライコンディションなら意外と足つき無しで登れてしまうところですが、今日は無理。
唯一足つき無しで登れたのはU部長だけ(多分)。面目躍如ですね!
シングルスピードながらかなりの距離を押さずに登ってきたtakeuricoさんも、最後は力尽きてバランスを崩しダイブ。
「ブーン!」って感じの両手がステキです。
上りきって駐車場に戻ると、本日のお楽しみ・里山deおでんパーティーのご開帳。
野外おでん、と聞いて侮るべからず。御多幸もびっくり、どこから見ても本格派でっせ!
中身はスーパーで売っているレトルトパックのおでんですが、寒い冬の野外で食べるアツアツのおでんは掛け値なしに極楽浄土の味覚。機材と食材を調達してくれたU部長、本当にありがとうございました。
更に、tetsu夫妻が鍋一杯の牛スジと大根の煮込みを作って持ってきてくれました!
これまた味がよく染みて激ウマ。煮込みの過程で浮いてきた脂は全て取り去っているとのことで、高タンパク高コラーゲン低脂肪なアスリート食としても最高の一品でした。感謝感激です。
残ったおでんの汁はZERO氏が大相撲優勝会見よろしく一気に飲み干してくれました。
大きな皿を持ってきた甲斐がありましたね!
1時間ほどの昼食休憩の後は日陰のBコースへGO!
ちょっとした上り返しと小刻みな登りの連続する川沿いのウネウネ道はやっぱり楽しい。
やや大味気味のAコースよりも、個人的にはBコースの方が好きですね。
最後の激下りも楽しいし。
「あ~、楽しかった!」という表情が良いですね!
その後、takeuricoさん差し入れのベーグル(ARIさんオススメのベーグルカンパニー製)を頂いた後、有志で走った3周目は迫り来る夕闇に追いつかれまいとU部長の先導でペースアップ、そのせいか転倒者続出で泥ダンゴ続出。私も深いぬかるみにズボっと嵌り、完璧な巴投げ1本で見事前転、泥水へダイブ。おかげで右半身が泥だらけになってしまいました。あ~あ。
寒くてぬかるんでいて、決して良好なコンディションではなかったけれど、最高の晴天の中、楽しい仲間達と最高の時間を共有できたとても充実感溢れる一日でした。
(車を出してくれたU部長、tetsuさん、ヒゲ坊主さん、ZEROさん、ありがとうございました)
備考:途中の小川に居たソフトバンクのお父さんみたいな白犬が非常にかわいかったです。
場所は恒例の某所里山。
メンバーはフルーブ+ケッタマシーンズ+Bolazione+UNBALANCE連合の総勢なんと14名(含む女子3名)。
前夜かなりの雨が降ったものの当日は朝から晴天。
この山へは4回ほど来ましたが、毎回必ずドピーカン。なんだか相性が良いようです。
天気は超絶的に良いものの、前夜遅くまで降っていた雨のせいで地面はヌタヌタ。
粘土質の土壌と縦横無尽に張り出した木の根ともあいまって滑る滑る。
これは相当気合入れて集中していかないとヤバそうだ。たとえコケなくともウェアも自転車も泥ダンゴになるのは間違いない。
というわけで、スタート前のまだキレイなうちに集合写真。
と、なんだか足元が藤子不二夫ワールドな人を発見。
彼の足は地面から数センチ浮いているはずなのに、何故かすぐにドロドロに汚れていました。
ちなみにこれは「白い普通の靴下」をシューズの上から被せてクリートの部分だけ穴開けたもの。シューズが泥だらけになるのを防ぐのが目的だそうです。意外といいアイデアかも。
集合写真も撮り、いよいよ出発。
今回が本格的里山走行初体験のひさ2氏は興奮のあまりスタート前に謎の転倒。
おかげでいい感じに力が抜けたかな?
さていよいよ本当に出発!
まずはtakeurico氏の先導でAコース。
オフロード初体験(&それに近い人)が何人かいるので、ペースはとってもゆっくりまったり。
個人的には、あまり飛ばすよりもこれくらいのスピードの方が山と対話してる感があって好きですね。特にハードテイルに乗るようになってからそういう思いが強くなりました。
この人は山との対話を更に深められたようで何よりです。
Aコース下りのクライマックス、お寺の横を駆け下る人。
誰かよくわかりませんがカッコイイですね!(photo by Mr.ag)
下りきったお墓の横でしばし休憩。それにしても本当に良い天気だ。
ここからいよいよ上りの始まり。
ダート初体験組は、上り始めの軽いガレ場にかなり苦労している様子。
今日は特に地面がぬかっていて、岩も濡れていて滑りやすく難易度が数ランクアップ。
かなりテクニカルで気が抜けませんが、みんな笑顔で楽しんでいます。
途中の激上りポイントでは全員でヒルクラ合戦。
どう考えても登れそうに無い傾斜は、やはり誰も登りきることはできませんでしたが、tetsuさんがわざわざ自転車を上まで担ぎ上げてこんなエクストリームなこと(←YOUTUBEに繋がって音声が出ます。)をやってくれました!
わが身を犠牲にしてのパフォーマンス。漢です。素晴らしいの一言です。
そこから更に少し登ると例の「四十路坂 Part2」に差し掛かる。
四十路坂の由来は、何故か若者はなかなかクリアすることが出来ず、U部長とagさんという四十路男コンビだけが軽々とクリアしてしまう不思議な坂、というところから来ています。
若さと勢いだけではどうにもならない。
酸いも甘いも噛み分けた豊富な人生経験とテクニックをもってして初めて登れるという、まるで人生の縮図のような坂、それが四十路坂。
ちなみに「四十路坂 Part1」は東京西部某所の里山にあります。
さてさてその四十路坂、今回は以前よりも更に掘り返されているのに加え、超ウェットな路面コンディションもあいまって超絶的に難易度が高まっています。
上から見ればなんてことなく、簡単にクリア出来そうなちょっとした登りなのに、実際に走ってみると本当に難しい。
今回はなんとU部長もクリア出来ず(ほぼクリア出来ていましたが、最後の最後でちょこっと足付き)。
意外ですが、まあそれほど難しいコンディションだったということでしょう。
そんな中、結局完璧にクリア出来たのはag氏、ヒゲ坊主氏とこのワ・タ・シ!の3名のみ(takeuricoさん談)。すごいぞ、俺。ちなみに私もヒゲ坊主氏もまだ三十路!
そこから先はヘタクソなオフロードバイク(エンジン付き)が掘り返し捲くった深いワダチが無残な問答無用のテクニカルロングクライムセクション。
集中力とテクニックと持久力が高いレベルで要求される難しい長い登りです。
ドライコンディションなら意外と足つき無しで登れてしまうところですが、今日は無理。
唯一足つき無しで登れたのはU部長だけ(多分)。面目躍如ですね!
シングルスピードながらかなりの距離を押さずに登ってきたtakeuricoさんも、最後は力尽きてバランスを崩しダイブ。
「ブーン!」って感じの両手がステキです。
上りきって駐車場に戻ると、本日のお楽しみ・里山deおでんパーティーのご開帳。
野外おでん、と聞いて侮るべからず。御多幸もびっくり、どこから見ても本格派でっせ!
中身はスーパーで売っているレトルトパックのおでんですが、寒い冬の野外で食べるアツアツのおでんは掛け値なしに極楽浄土の味覚。機材と食材を調達してくれたU部長、本当にありがとうございました。
更に、tetsu夫妻が鍋一杯の牛スジと大根の煮込みを作って持ってきてくれました!
これまた味がよく染みて激ウマ。煮込みの過程で浮いてきた脂は全て取り去っているとのことで、高タンパク高コラーゲン低脂肪なアスリート食としても最高の一品でした。感謝感激です。
残ったおでんの汁はZERO氏が大相撲優勝会見よろしく一気に飲み干してくれました。
大きな皿を持ってきた甲斐がありましたね!
1時間ほどの昼食休憩の後は日陰のBコースへGO!
ちょっとした上り返しと小刻みな登りの連続する川沿いのウネウネ道はやっぱり楽しい。
やや大味気味のAコースよりも、個人的にはBコースの方が好きですね。
最後の激下りも楽しいし。
「あ~、楽しかった!」という表情が良いですね!
その後、takeuricoさん差し入れのベーグル(ARIさんオススメのベーグルカンパニー製)を頂いた後、有志で走った3周目は迫り来る夕闇に追いつかれまいとU部長の先導でペースアップ、そのせいか転倒者続出で泥ダンゴ続出。私も深いぬかるみにズボっと嵌り、完璧な巴投げ1本で見事前転、泥水へダイブ。おかげで右半身が泥だらけになってしまいました。あ~あ。
寒くてぬかるんでいて、決して良好なコンディションではなかったけれど、最高の晴天の中、楽しい仲間達と最高の時間を共有できたとても充実感溢れる一日でした。
(車を出してくれたU部長、tetsuさん、ヒゲ坊主さん、ZEROさん、ありがとうございました)
備考:途中の小川に居たソフトバンクのお父さんみたいな白犬が非常にかわいかったです。
by namifujisan
| 2008-12-24 14:17
| 自転車