2006年 08月 24日
シュレッダーと、ナイフ |
昨日あたりから大きなニュースになっているシュレッダー事故。
確かに指を切断されたお子さんがお気の毒なことは間違い無いのですが、「子供が手を入れることを想定していなかったのはケシカラン!」という論調での報道は、いかがなものかと思います。
シュレッダーなんてそもそも「危険な物」「使い手が充分気を付けなければいけない物」だというのが前提のはず。
そんなものを子供の手の届くところに置いておくということがまず間違っているのではないか、と。
この点、親御さんの「危機管理意識」が希薄だったと言わざるをえません。
私もサラリーマン時代、シュレッダーを使う時は必ずネクタイを背中に回していたものです。
(当時私の職場には安全装置の無い古い機械があって、それに引き込まれると相当ヤバいことになるのです)
安全性を追求し改良を続けていくことは製造メーカーとしては至極当然のことですが、いくら機械側の安全性を高めたとしても所詮は「刃物で細かく切り刻む機械」。
最終的な安全は「人間の意識」で確保しなければならない、というのが前提のはず。
その辺のところをもう一度我々は再認識し、気を引き締めなければならないと思うのです。
ハサミもナイフもノコギリも使い方次第で便利な道具にも危険な凶器にもなりえます。
しかし今は「危険だから」と、そういう道具を子供たちから取り上げてしまう。
そうやって身をもって危険や痛みを体験することなく育ち、危険に対する嗅覚が鈍った人間が増えていく。
世の中が、なんとなくそんな負のスパイラルに陥っている気がする今日この頃です。
それにしてもアイリスオーヤマって、何でも作ってるんですね。
我が家にもペット用品、本棚など多くのアイリス製品がありますが、シュレッダーまで作っているとは知らなかった。
確かに指を切断されたお子さんがお気の毒なことは間違い無いのですが、「子供が手を入れることを想定していなかったのはケシカラン!」という論調での報道は、いかがなものかと思います。
シュレッダーなんてそもそも「危険な物」「使い手が充分気を付けなければいけない物」だというのが前提のはず。
そんなものを子供の手の届くところに置いておくということがまず間違っているのではないか、と。
この点、親御さんの「危機管理意識」が希薄だったと言わざるをえません。
私もサラリーマン時代、シュレッダーを使う時は必ずネクタイを背中に回していたものです。
(当時私の職場には安全装置の無い古い機械があって、それに引き込まれると相当ヤバいことになるのです)
安全性を追求し改良を続けていくことは製造メーカーとしては至極当然のことですが、いくら機械側の安全性を高めたとしても所詮は「刃物で細かく切り刻む機械」。
最終的な安全は「人間の意識」で確保しなければならない、というのが前提のはず。
その辺のところをもう一度我々は再認識し、気を引き締めなければならないと思うのです。
ハサミもナイフもノコギリも使い方次第で便利な道具にも危険な凶器にもなりえます。
しかし今は「危険だから」と、そういう道具を子供たちから取り上げてしまう。
そうやって身をもって危険や痛みを体験することなく育ち、危険に対する嗅覚が鈍った人間が増えていく。
世の中が、なんとなくそんな負のスパイラルに陥っている気がする今日この頃です。
それにしてもアイリスオーヤマって、何でも作ってるんですね。
我が家にもペット用品、本棚など多くのアイリス製品がありますが、シュレッダーまで作っているとは知らなかった。
by namifujisan
| 2006-08-24 08:46
| 時事ネタ