2012年 03月 04日
(今更ながら⑨) 3度目の正直@伊豆トレイルリベンジ |
2009年の2月、大の男8人が伊豆の山中で遭難しかけた事件から早3年。
結局、最大の目的であった「山の上から太平洋に向かって極上のダウンヒル」も未遂に終わったままで、この3年間毎年リベンジの機会を伺っていたのでした。
しかし、天候の悪化でツアーそのものが中止になったり、行ってみたはいいけど途中で雪が降り出して空しく引き返したりと結局リベンジ出来ないまま時は流れ、今回ようやく3年越しのリベンジの機会を得たのでした。
今回のメンツは、ムサイ男ばかり8人だった前回と違い、3人の女性を含む総勢13人の大所帯。更に車移動要員のロード班Y氏、S氏を加えた全15人が伊豆天城の道の駅に集合します。
出発地点は前回と同じく例のトンネルの横からゴニョゴニョと入っていったところ。
ここから例の池までの道が実はかなりの傾斜のある道で、舗装路ではありますが女性隊員にはちょっと辛かったようで、大きく遅れてしまいます。
後続を待つメンバー。
ここで、U部長持参のザイルを使い、「ヒルクライマー」ZERO氏が牽引するという荒業を実行。
これはなかなか面白い光景でした。ZEROさんお疲れ様。
その後も、時折雪が舞う気候の中、淡々と舗装路~簡易舗装~ダートと変わる道を登り、一旦下って神秘の池に到着。
この池、前回来た時は普通の池でしたが、今回はなんと全面凍結している。
そして、なんとこの凍結した池の氷の上を先着した2人が自転車で走っているではないか!
なんでも、彼らが池のほとりに来たとき既に地元のハイカーが氷の上を歩いており、声をかけてみたところ自転車で走っても大丈夫とのことだったので乗ってみたということらしい。
それならと私たちも早速氷上に乗り出してみる。
最初はちょっと怖かったけど、全く問題無いことが分かり、後は楽しい氷上ライド大会。
最初はブレーキターンみたいなことをやってみたけど、これはヤバイ。踏ん張りが利かずかなりの確率でこける。こけると下は堅い氷なので痛い。
というわけで、そのうちいわゆるピストのスキッドみたいな感じでまっすぐ走りながらリヤをロックさせてそのままスーっと滑るというのをやってみるとこれが楽しい!
みんな子供のように氷上で自転車を走らせ、なんとも稀有で楽しい経験が出来ました。
いやーもうこれだけで来た甲斐あったわ。
でも、本題はまだまだこれから。
前回の最大の敗因である時間切れという轍を踏まないよう、さっさと行動せねば。
というわけで前回を上回る積雪の中を進軍。
最初の小さなピークを越えると、前回も苦しめられた急な九十九折れ階段の下りセクションに突入。
男性陣も苦戦する中、オフロード経験の少ない女性陣はかなり苦労しているようです。
階段下りセクションの途中の展望ポイントからは本日の目標である山を遠望。
まだまだかなり遠いよ。
前回はここでもう時間切れと判断し迂回路に回ってしまったことが迷子になる要因だった。
時間を見ると、ほとんど前回と変わらない時刻。まずいな。
でも、とりあえず今回は迂回せずにそのまま進軍することに。
最終目的の山にたどり着くまでの間にあるピークからようやく見えた太平洋を望む。
ここから更に一旦下って再び登ってようやく目的の山頂に着くのだけど、時間は既に4時をかなり回っている。
急がねば。
ようやく到着した山頂から来し方を望む。
ここで後続を待つ組と先に下って車を回収しに行く組に分かれる。そうんなこんなで夕陽は沈む。
ここからは前回同様夕闇の中での走りとなる。
今回は階段下りの途中で陽が沈んでしまったため、かなりキビシイ状況になったが、なんとか全員無事に下山することが出来て一安心。
しかし今回も結局「山頂から太平洋に向かって極上のダウンヒル」は未遂に終わってしまった。
リベンジは半分しか達成してないね。
というわけで、また今度4度目の正直目指して再訪したいものである。
帰路、あまりの怪しさにいつも気になっていた修善寺近くの「百笑いの湯」に立ち寄る。
外観の怪しさとは違い、至って普通の立ち寄り温泉でしたが、寒い思いをした後だけに疲れた体に染み入りました。
参加の皆様お疲れ様でした。
結局、最大の目的であった「山の上から太平洋に向かって極上のダウンヒル」も未遂に終わったままで、この3年間毎年リベンジの機会を伺っていたのでした。
しかし、天候の悪化でツアーそのものが中止になったり、行ってみたはいいけど途中で雪が降り出して空しく引き返したりと結局リベンジ出来ないまま時は流れ、今回ようやく3年越しのリベンジの機会を得たのでした。
今回のメンツは、ムサイ男ばかり8人だった前回と違い、3人の女性を含む総勢13人の大所帯。更に車移動要員のロード班Y氏、S氏を加えた全15人が伊豆天城の道の駅に集合します。
出発地点は前回と同じく例のトンネルの横からゴニョゴニョと入っていったところ。
ここから例の池までの道が実はかなりの傾斜のある道で、舗装路ではありますが女性隊員にはちょっと辛かったようで、大きく遅れてしまいます。
後続を待つメンバー。
ここで、U部長持参のザイルを使い、「ヒルクライマー」ZERO氏が牽引するという荒業を実行。
これはなかなか面白い光景でした。ZEROさんお疲れ様。
その後も、時折雪が舞う気候の中、淡々と舗装路~簡易舗装~ダートと変わる道を登り、一旦下って神秘の池に到着。
この池、前回来た時は普通の池でしたが、今回はなんと全面凍結している。
そして、なんとこの凍結した池の氷の上を先着した2人が自転車で走っているではないか!
なんでも、彼らが池のほとりに来たとき既に地元のハイカーが氷の上を歩いており、声をかけてみたところ自転車で走っても大丈夫とのことだったので乗ってみたということらしい。
それならと私たちも早速氷上に乗り出してみる。
最初はちょっと怖かったけど、全く問題無いことが分かり、後は楽しい氷上ライド大会。
最初はブレーキターンみたいなことをやってみたけど、これはヤバイ。踏ん張りが利かずかなりの確率でこける。こけると下は堅い氷なので痛い。
というわけで、そのうちいわゆるピストのスキッドみたいな感じでまっすぐ走りながらリヤをロックさせてそのままスーっと滑るというのをやってみるとこれが楽しい!
みんな子供のように氷上で自転車を走らせ、なんとも稀有で楽しい経験が出来ました。
いやーもうこれだけで来た甲斐あったわ。
でも、本題はまだまだこれから。
前回の最大の敗因である時間切れという轍を踏まないよう、さっさと行動せねば。
というわけで前回を上回る積雪の中を進軍。
最初の小さなピークを越えると、前回も苦しめられた急な九十九折れ階段の下りセクションに突入。
男性陣も苦戦する中、オフロード経験の少ない女性陣はかなり苦労しているようです。
階段下りセクションの途中の展望ポイントからは本日の目標である山を遠望。
まだまだかなり遠いよ。
前回はここでもう時間切れと判断し迂回路に回ってしまったことが迷子になる要因だった。
時間を見ると、ほとんど前回と変わらない時刻。まずいな。
でも、とりあえず今回は迂回せずにそのまま進軍することに。
最終目的の山にたどり着くまでの間にあるピークからようやく見えた太平洋を望む。
ここから更に一旦下って再び登ってようやく目的の山頂に着くのだけど、時間は既に4時をかなり回っている。
急がねば。
ようやく到着した山頂から来し方を望む。
ここで後続を待つ組と先に下って車を回収しに行く組に分かれる。そうんなこんなで夕陽は沈む。
ここからは前回同様夕闇の中での走りとなる。
今回は階段下りの途中で陽が沈んでしまったため、かなりキビシイ状況になったが、なんとか全員無事に下山することが出来て一安心。
しかし今回も結局「山頂から太平洋に向かって極上のダウンヒル」は未遂に終わってしまった。
リベンジは半分しか達成してないね。
というわけで、また今度4度目の正直目指して再訪したいものである。
帰路、あまりの怪しさにいつも気になっていた修善寺近くの「百笑いの湯」に立ち寄る。
外観の怪しさとは違い、至って普通の立ち寄り温泉でしたが、寒い思いをした後だけに疲れた体に染み入りました。
参加の皆様お疲れ様でした。
by namifujisan
| 2012-03-04 18:55
| 自転車